あっという間に4月です
すっかり月に一度程度のブログ更新になってしまっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
タイトルにも書きましたが、あっという間に4月、新年度になってしまいましたね。なかなか、新型コロナウィルスの状況が落ち着かないため、昨年以前のように積極的に業務を推進することが出来ず、もどかしさが募る日々です。我ながら、すごいタイミングで独立開業してしまったなぁ、と思いますが、致し方ないですね。自分で決めたことです。それでも、新年度というのはいいですね。なんとなく空気が変わったような気がしております。
今年度のコンサルティング業務について
2019年5月から委嘱いただいている埼玉県産業振興公社様からの「ICT活用コーディネーター」事業は、今年も継続して委嘱いただけることになりました。3年目に突入、ということになります。私の経営コンサルタントとしての活動のコアとなっている業務で、個人的には大きなやりがいを感じていることもあり、継続して委嘱して頂けることは大変ありがたいと思っております。できるだけ長く続けていきたいと思っております。
中小企業の事業者様における「DX」推進の難しさ
今年のICT活用に関するご支援のテーマは、タイトルにも書きましたが、「DX」「デジタルトランスフォーメーション」ということになりそうです。日本においては、たとえ大企業であってもなかなか推進することが出来ていない「DX」を、中小企業の事業者様に推進していただくのはかなり難易度が高いかもしれません。
対象となる事業者様は、当然、単純なIT化は完了していることが前提になるかと思います。具体的に書くと、PCやメール、ホームページ、オフィスアプリ等のある程度のITは自然に利用しており、DXに取り組める時間や人材がいらっしゃり、システム導入に伴うお金もある程度は準備できる、という条件がそろっている事業者様を優先的にご支援することになるのかな、と思います。
ただ、これからIT化を推進したい、ゆくゆくはDXを成し遂げて、新たなビジネスモデルや新たな顧客を開拓したい、という事業者様も歓迎します。私見ですが、DXの推進で最も重要なのは、「経営者の方の革新に対する意欲」だと思うからです。
ITでできることをご説明したり、導入するITソリューションの製品比較などは、私がいくらでもご支援できますが、「自社の経営をどのようにしていきたいのか」、といった方向性については、なかなか私が決めるわけにはいかない大きな命題です。私はこの「経営の将来像」が、DXにおいてはとても重要になってくると考えています。自社の既存事業を変革するのか、新たな事業分野を開拓するのか、いろいろとアイディアは出てくるかと思いますが、最後に決断いただくのは経営者の方になります。説明を丁寧にすることで、より良い決断ができるようにご支援をしていければと思っています。
埼玉県内では、今後、DXについてのセミナーなどを開催する予定になっております。もし、ご都合が合いましたら、セミナーにもご参加いただければと思います。
今年度も、どうぞよろしくお願いいたします。