オウンドメディア

年明けから、寒い日々が続きます。

首都圏は新型コロナウイルスの感染拡大により、二度目の緊急事態宣言が発令されました。私も、不要不急の外出はなるべく控えるようにし、前回よりもより自宅中心で業務をするスタイルに変更しています。いわゆるテレワークですが、経営コンサルティング業、特に私は、PC一つあればなんとかなる業務内容ですので、なんとか対応することは可能です。

しかし、中小企業の事業者様には、テレワークに向かない業種もあれば、テレワークのための設備が揃っていない事業者様もいらっしゃるかと思います。そのような事業者様でも、徐々に部分的にでもテレワークを開始していくことにより、緊急事態宣言発令下の状況へ協力することが可能と思います。

もし、テレワークについて、具体的な方法がわからないという事業者様がいらっしゃいましたら、ご支援させて頂きます。ご遠慮なくお問合せフォームよりご連絡を頂ければと思います。


オウンドメディア制作のご支援をさせて頂きました
商品を選択する「理由」
認知度向上の努力の先に


オウンドメディア制作のご支援をさせて頂きました

昨年から、岩手県の漁業者様のご支援をさせて頂いておりました。ご支援先である「株式会社隆勝丸」様は、岩手県宮古市日出島地域で、ホタテの養殖から卸売・小売を中心に、釣り船などのレジャー事業なども展開されている事業者様です。

一昨年、地方の企業と都市の人材を結ぶ、「関係人口創出事業」に参加させて頂いた際にご縁を頂き、「複業」という形でご支援をさせて頂くことになりました。
(株式会社隆勝丸様より、企業名を記載することに許可を頂いております。)

二度ほど現地の宮古市にお邪魔させて頂きました。一度目にお邪魔した際に、海から収穫したばかりのホタテを食べさせて頂きました。何の味付けもしていないのに、とても美味しいホタテだったことをまだ記憶しています。

隆勝丸様は、個人向けの宅配も行ってらっしゃいます。このホタテをどのように個人顧客に認知頂き、購買して頂くか。マーケティング施策としては、なかなか難しい課題の様に思いました。勿論、私がそうだったように一度食べて頂ければ、美味しさはわかって頂けるのですが、食べてもらわないと良さが伝わらないのは、どんな食べ物でもつきまとう宿命です。

隆勝丸様にお話しを伺った後、どのようなご支援をさせて頂くのが良いか検討をして、私が出した結論は、時間はかかるかもしれないけれども、「オウンドメディア」の発信により、隆勝丸様ならびに隆勝丸ホタテの「ファン」を増やしていくことでした。

オウンドメディアで活用可能な媒体は様々な物が考えられ、最近ですと動画を上手く使ったメディアなども人気かと思いますが、私が考えたのは「隆勝丸通信」というペーパーのオウンドメディアを制作することでした。

この度、「隆勝丸通信」の第一号の制作が完了致しました。隆勝丸様より、私のホームページでも掲載する許可を頂きましたので、アップさせて頂きます。よろしければご覧下さい。

隆勝丸通信令和三年-冬号_20210109


商品を選択する「理由」を提示する

海産物や農産物などの食べ物が、市場に出回り飲食店の料理や小売店の店頭に並ぶ際には、他の生産者の方が生産した物と見分けがつかなくなってしまうことが大半かと思います。

消費者は価格と見た目の綺麗さで商品を選ぶこととなり、「生産者の名前」が前面に出ることはほとんどありません。そのような同質化してしまう市場で、生産者がBtoCの直販事業を行って売上を拡大するにはどのようにしたら良いか。

私は、まずは生産者の理念や想いをしっかりと表現して、選んで頂くための理由やきっかけ作りをする必要があるのではないかと考えました。隆勝丸様の平子社長をはじめ、従業員の皆様全員が海を、宮古市を、日出島を愛しておられることが伺った際に伝わってきました。また、純宮古産の美味しいホタテをお客様に届けたい、という強い想いもお持ちでした。それらをしっかりとお客様に伝えることで、「ファン」を増やすことが出来ると考えました。

「隆勝丸通信」のコンセプトは、商品の宣伝は最小限にして、商品を目にしただけでは見えてこない、「隆勝丸様の海や漁業に関する想いを表出化する」ことと定めました。

現状、消費者の方が商品を購入する際、明確な理由は無く商品を選択するケースが大半だと思います。しかし、生産者の方の想い、商品に対するこだわりなどの「ストーリー」に共感することで、購入する明確な理由が生まれる場合があります。「この商品は、他の商品とは違う」と認識して頂くには、商品そのものの味や品質だけではなく、バックグラウンドの「ストーリー」も合わせて知って頂く必要があります。消費者のことを考えているか、卸売り先の事業者様のことを考えているか、地球環境のことを考えているか。これらのことをしっかり表現することで、同質化する市場に対して差別化が出来るのでは、と考えました。

それらストーリーの表現を、事業者様自らで実施するのは、なかなか難しいと思われます。自分自身で自社の事を褒めるのは、日本人は特に苦手です。(私も苦手です)

客観的な視点、他人から見た表現、第三者的な立場が必要だと思います。


認知度向上の努力の先に

私は、このようなペーパーメディアを制作するのは初めてでした。記事を制作するにあたっては、まず、インタビューの実施をさせて頂きました。インタビューは、通常の経営コンサルティングのご支援でも良く実施しているので、なんとか実施出来ました。

しかしそこから、録音データの文字おこし、新聞の体裁の作成、今回初めて使うツールの操作方法の習得など、未知のゾーンに突入しました。慣れるまでは大変でしたが、なんとか完了し、結果的に非常に楽しく制作作業を行うことが出来ました。

結構、制作に時間がかかるので、頻繁に制作出来るわけでは無いのですが、まとまった時間が取れれば、第二号も頑張って制作したいと考えています。ホームページなどもそうですが、オウンドメディアは、継続することが何よりも重要だと想います。

今回、オウンドメディアを作成してみて改めて、生産者の「考え」を伝えるためのメディア運用は、どのような事業者様にも必要なのでは、と思いました。「良い物を作れば売れる」ということを、経営コンサルタントとしては信じたいとは思うのですが、品質だけに頼るには余りにも世の中は物に溢れ過ぎていると思います。

新型コロナウィルスの感染拡大により、緊急事態宣言の発令も一ヶ月近く続くと言うことで、弊社も対外的な活動は自粛せざるを得ない状況です。飲食店の営業も自粛要請があり、生産、卸売業者様も窮状が続くと思われます。そのような事業者様にも、弊社に出来るご支援を継続していきたいと考えています。

皆様も協力して、新型コロナウィルスの感染者を減らしていきましょう。


先日、自社のシェアオフィスに通勤する際に国立競技場が見えました。今年、オリンピックが安全に開催できると良いですね。