先日、とある商工団体様にお邪魔させて頂き、職員様向けにセミナーを実施させて頂きました。

非常に光栄なことで、気合いを入れてコンテンツを作成して、お話しをさせて頂きました。(結果、少し時間オーバーしてしまって、もっと修業せねばと反省しておりますが…)

セミナーの中で重点を置いてお話しをさせて頂いたのが、「リテラシー」の重要性についてです。IT利活用により、経営に良い効果が出るかは、利用・操作する方のリテラシーに大きく依存する、という主旨で、その為には、簡単でわかりやすいICTソリューションから利用していただき、経営への効果を感じて頂きながら、徐々にリテラシーを高めて頂く、というご提案をさせて頂きました。それに向くのがホームページの構築やキャッシュレス決済の導入ではないか、と私の考えもお話しさせて頂きました。

また、ICTソリューションを活用するには、デバイスに関するリテラシーも欠かせません。スマホ、タブレット、PCの順で難易度が上がっていきますが、スマホはかなりICT活用のハードルを下げて頂いている存在です。それでも、使えない、難しいという事業者様も多いのですが…。ソリューションに関する初期設定や、文字入力などは、かなりハードルが高いですね。音声での操作がもう少しこなれると良いのですが…。

そんなことを考えていたときに、以下の記事が目に留まりました。

Google、視線で操作できる会話アプリ 発話が不自由な人のコミュニケーションを支援

グーグル、視線で言葉を選んで会話できる「Look to Speak」アプリをリリース – CNET Japan

視線制御は、非常に良いインターフェースと思います。御高齢の事業者様は、キーボードの操作にハードルを感じられる方が多いので、今回の視線制御の仕組みと、声による操作を組み合わせたり出来れば、PCを使える方がグッと増えるのではないか、と感じています。今後も注目の技術と思います。

とは言っても、現在はまだまだマウスとキーボードによる操作が主流です。PC操作やOSの操作に関する基礎知識などを、どのようにご教示すれば良いのか、パソコン教室のカリキュラムなどに興味が出てきています。また、このあたりについて、文章に出来ればと思っています。

ご支援先にお邪魔する前に、頂いたタンメンでございます。海老も野菜もとても美味しゅうございました…。また食べに行きたいです。