あっという間に10月です。朝夕、涼しくなって過ごしやすくなりました。
今年はコロナの影響で生活が単調だからか、すごいスピードで月日が経過している気がします。やはり、変化は自分から求めていかないといけないですね。バラエティに富んだ毎日が、充実した人生を生む。
そんなことを、単調な生活の基盤である自宅で考えています。口だけで良くない傾向ですね。
マイクロソフト社の定番ワードプロセッサ、「Word」のWeb版に口述筆記機能が追加されたそうです。
Web版のWordに文字起こしと口述筆記機能
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1272872.html
スマートフォンの音声認識機能などのおかげで、電子デバイスに話しかけている姿は、全く違和感の無い日常風景となりましたが、今後は会社のオフィスにも音声認識・入力機能の活用の波が押し寄せそうです。
私が以前実施した、「スマホ活用セミナー」においても、音声認識・入力機能を利用して、議事録の作成などに活用できます、と、ご紹介したことがあります。やはり、ITリテラシーが不足している事業者様に、いきなり「まずはPCのキーボードに慣れてください」という要請をするのは暴力的かと思いますので、まずはスマホから、というアプローチもアリだと思っています。
指での直感的な画面操作や音声認識機能による操作などで慣れて頂き、IT活用の恩恵を受けて頂きながら、PCのマウスやキーボードにも徐々に慣れて頂く、、、というプロセスが、これまであまりITを活用されてこなかった事業者様向けにはマッチしているのかな、と感じています。
コンサルタントとしては、事業者様にITリテラシーを向上していただくこともミッションの一つと考えていますが、キーボードなどへのアレルギーからIT活用そのものを敬遠されているのであれば、まずはIT活用の恩恵を受けて頂くことを優先して頂くのも良いかと思います。キーボード、マウスの操作がスムーズに出来ることや、OSやアプリの操作を覚えることなどはあくまで「手段」であり、目的ではありませんので、操作される方に合った方法を選択できる方が合理的かと思います。
上記の「Word」の口述筆記機能に話を戻しますが、「Wrod」のような文章を入力するアプリケーションでしたら、音声認識・入力機能との相性は抜群かと思います。しかし、同じオフィスソフトのシリーズである「Excel」などの表計算ソフトなどは、現状、なかなか音声で操作というのは難しい、、、のかな、と思います。それでも、近い将来、Excelを音声で操作可能な日が来るかもしれませんね。期待は膨らみます。
最近の大学生の方などは、スマートフォンだけでレポートを仕上げると聞きます。強者になると、卒論もスマートフォンだけで作成するとか。キーボードも使えて、ブラインドタッチもできることに越したことはありませんが、音声入力だけでオフィス文書が作成できるのであれば、それはそれで良いのかな、と思いますし、大学だけでは無く、職場でもそういう仕事の仕方が認められても良いのでは、と思います。PCの操作というのは、ただの手段なのですから。
私は物事を考えるときに、ノートとボールペンを使いますが、それを咎められたことはありません。腕を組んで頭の中だけで物事を考える方もいらっしゃるでしょうし、手段・方法は人それぞれです。PCも言うなればただの道具です。セキュリティの確保にだけは気をつけて頂きながら、経営に役立つ売上の向上や経費の削減に役立てられるのであれば、方法は何でも良いのでは、と思います。そのような方法も自分で経験し、ご提案出来る様にして、今後もご支援をしていきたいと思っています。
と言いつつ、将来的にはやっぱりキーボードも操作できる様になって欲しいですが…。便利なので。笑

最近の読書記録。
飯田泰之著 「地域再生の失敗学」
興味深いインタビュー集です。地域再生は長い目で考えないといけないですね。