仕事柄、「PC買おうと思うんだけど、どんなPCを買ったら良いの?」と聞かれることが多いです。
そんなときには、以下の条件で探すと良いですよ、とお話しするようにしています。
- CPU:Core i5以上
- メモリ:8GB以上
- 記憶装置:SSD必須(容量は用途によります)
- ディスプレイ:13.3~14インチぐらい

以上の条件を揃えていれば、一般的なブラウズ、メール、ドキュメント作成等の用途でしたら、2~3年は快適に使えると思います。
あとはメーカーなどの好みを伺って、重さや色などを決めて、といった流れです。
価格については、上記スペックで10万円行くか行かないか、といった感じでしょうか。小学校2年生の頃からPCを触っている身としては、PCの価格は本当に安くなったなぁ、と感慨深いです。
ちなみに、MS-Officeはプリインストールではなく、「Microsoft 365」をお勧めしています。(OneDriveも1TBついてくるので)
中小企業診断士として、中小企業の事業者様、特に小規模事業者様へのご支援をしていて感じること。それは「PCを持っていて使っている」という事業者様が本当に少ないことです。
そんな、PCすら保有していない事業者様を継続してご支援をさせて頂いた結果、「PC買おうと思うんだけど」と相談をされると、すごく嬉しい気分になります。そのような事業者様は少ないですが、とても嬉しい瞬間です。
IT利活用のご支援は、単発では決して終わらず、継続的にITの利活用度合いを高めていく必要があります。
サービス業の事業者様であれば、当初はHPの制作、次はPOS・キャッシュレス決済の導入、次に経理処理のクラウド化、次に発注・在庫管理の効率化、、、などなど。
ご支援開始当初のHP制作などでは、スマホでなんとかなっていたのが、IT利活用範囲の拡大や取り扱うデータ量の増大などで、PCが必要になってくるタイミングが必ずあります。
「PC買おうと思うんだけど」というご意向は、「今後も継続的にIT利活用をしていく」という事業者様の意思表示です。そのような事業者様をもっともっと増やすにはどうしたら良いか。
日々考えながらご支援をしています。
九州地方の降雨が続いており、心配です。梅雨前線が落ち着いてくれることを願います…。