11月も中旬を過ぎました。今年の関東は、秋晴れに恵まれる日が多い気がしております。「秋」の期間を少し長く感じ、寒さが苦手な私にとっては、とてもありがたい限りです。
診断士専業となり、はや二ヶ月弱が経とうとしています。なんとか、なんとか、この世界でやって行けそうかな、という感触を得ています。
今携わっている、公的機関でのお仕事(埼玉県産業振興公社様のICT活用アドバイザー)が非常に安定的な生活のためには大きいです。事業者様にとっても、「無料」でのご支援というのは、精神的にも、実質的にも、非常に利用しやすい制度と思います。
そのような立場でのお仕事は、いわゆる「民民」契約でバリバリとご支援しているコンサルタントからみれば、ちょっと違和感を覚えるケースがあるかもしれません。「その立場で独立していると言えるのか?」などという指摘もあるかと思います。
しかし、支援機関を介した公的なご支援、とりわけ事業者様にとって無料のご支援というのは、中小企業支援において非常に意味があると思います。経営者の方と一緒に今後の経営やIT利活用の計画を検討しながら、長い期間をかけて伴走支援を行うことが、無料で出来るというのは、民間のコンサルティング会社であればまずあり得ません。
コンサルタントからしたら、活動した分だけのフィーが発生して当たり前です。繰り返しですが、事業者様から頂くフィーのことを気にせずに、事業者様へコンサルティングを実施できるのはとても意味があることと思います。
公的なご支援をしていなければわからなかっただろうな、と思うことがあります。それは、元々「0(ゼロ)」だったものを「0.1」にすることがどれだけ大変なことか。今、本当にそれが、実感できています。
診断士としてコンサルティングを始めて1年半。本当に貴重な経験をさせて頂いてるな、と感謝する日々です。今後も頑張っていきたいと思います。
話は変わりますが、また近々、広島にお邪魔することになりそうです。ひょっとすると、別の地方にも、お邪魔する機会を頂くかもしれません。ありがたいことです…。
関東のみならず、地方の企業様のお力にもなれるよう、頑張って参ります。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。